【シングル】リザードン入りを組む



この6匹の中身を変えながら、同じメンツでリザードンXとYを軸に構築を組んでみる。




リザードンX軸】
龍舞リザードンを軸に考えたとき、展開できる並びを作って起点からの全抜きを狙いに行くのが強そうに思ったのでそういったことを意識して構築した。





207-170-130-x-152-81 @襷
追い討ち 瓦割り ステロ 吠える

コンセプトによりステロ、ライドピクシー辺りを意識して吠える。ゲンガーファイアローを縛れる追い討ち、壁に対する分かりやすい回答である瓦割り。基本はステロを撒いて捨てるが、後ろから出して追い討ちすることも。
補正無しでもHDに振り切ることで、臆病ゲッコウガハイドロポンプを砂下で2耐えすることができる。






183-182-116-x-105-169 @ラム
逆鱗 地震 エッジ 剣舞

ヤミラミロトム等の鬼火ポケモンに強気に出られるようになるラム。ラムガブリアスは好きではないが、基本選出の一つであるガブキッスナットを安定させられ、剣舞ガブリアスの強さを再認識することができるアイテムであった。
マリルリが起点にできる龍技を誘えるポケモンであるため、後ろにマリルリを置いてガブリアスで削り→龍技を誘って積みの流れを取ることができる。





191-x-161-141-136-101 @ゴツメ
マジシャ エアスラ 電磁波 羽休め

ダイコンさんの配分(http://d.hatena.ne.jp/D_con/touch/20131129/1385736526)を使わせてもらった。
Sが欲しい場面があるが、ガブリアスに対して繰り出し回数が多くなるためBの方が欲しい。ガルーラに対してはゴツメと後続の与ダメを考えながら慎重に立ち回りたい。
一応191-161で、200ハッサム@鉢巻との対面で、バレット→羽休め→バレットを高乱数を引かれ続けられなければ耐えられる。






180-114-187-x-136-55 @残飯
アイへ 電磁波 宿木 身代わり

こちらもダイコンさんの配分(http://d.hatena.ne.jp/D_con/touch/20131129/1385736526)を頂いた。
基本的にガブリアスが逆鱗を誘えるポケモンであるため、後ろのマリルリやこいつで展開して行きたい。ここまでBがあると、182ガブリアス@珠の+2地震を確定で耐えられる。





153-200-132-x-105-152 @Xナイト
フレドラ 逆鱗 龍舞 剣舞

主にバンギラスが呼ぶ鋼・マリルリが呼ぶ草から繋げるポケモンであり、自身が止まる龍技などからマリルリへと繋がるポケモン。鬼火を起点に舞うことができる、ヤミラミに強い物理決定力。
剣舞は一度舞うと、93600という恐るべき指数を叩き出し、ステロ+剣舞フレドラ+砂で207-101マリルリを確定。砂抜きで199からダメージが入り、202-178ヤドラン、207-170でさえも確定になる。元々の耐久もあり、鬼火で止まらないため壁下での運用もしてみたい。






178-102-100-x-100-110 @オボン
アクジェ じゃれつく 馬鹿力 腹太鼓

主にバンギラスが呼ぶ地面、リザードンが止まる龍などから繋げることができ、止まる草などからリザードンへと展開することができる。
太鼓を使わず普通に出すときガルーラに対面負けたくない+ナットレイに勝ちたいため馬鹿力を採用。太鼓したあとHBロトムハッサムのバレットに止められるのが嫌なのでS振り。
187-143メガフシギバナに対しては、ステロ+太鼓じゃれつくが167〜入る。勝てない相手には勝てないと割り切って、耐久を確保した204-112-104-x-100-70とかにしてみるのもいいかもしれない。
ステロ+太鼓ジェットの火力は、175-120ハッサムに対して174から入るくらいの火力。
素の状態で太鼓を積む構築であるためと、積まないで殴って行く時に汎用性があるオボン。





主な選出パターン

バンギラスリザードンマリルリ
ステロからの積みサイクルの形。
相手の初手にガルーラが来そうな場合はしない方が良い。裏からガルーラが出て来ることが見える場合はこの選出でも良い。


ガブリアストゲキッスナットレイ
上記のダイコンさんの記事に書いてある選出。わりと幅広い相手と戦える汎用的な選出。ガブリアスの所をリザードンにしても良い。


ガブリアスリザードン+@
逆鱗ポケモンを2匹並べることで、相手の構築の物理龍受けを過労死させる。やりたいことは5世代のオノノガブに似ている。@の所は削りから抜いて行けるポケモン、または2匹を上手く回せるクッション的なポケモンが欲しい。


その他柔軟に、バンギキッスナット辺りで削ってガブリザマリルリで抜きに行くか、キッスナットで相手を詰ませに行く形を取る。いかに後続に展開するかを常に念頭に置く。
ガルーラに対してガブリアスナットレイの鮫肌鉄の棘やゴツメ、アクジェの連携で倒す場合の与ダメ。
ガルーラH181
ゴツメ→30 鮫肌→22
A102アクジェ 39〜
A112アクジェ 42〜
死に出しアクジェ圏内入れるためには、
〜H140にしなければならない。





リザードンY軸】
リザードンY軸では、リザードンのオーバーヒートの打ち逃げを考えたときにサイクルが回ることが予想できたので、サイクルの中で負荷をかけられる並びを作ることを意識した。







207-198-130-103-127-81 @襷
追い討ち エッジ 放射 毒々

サイクル戦に強い追い討ちを自然に採用できるポケモン
Aを成功時の追い討ちで159-101ライボルトが、−1状態+通常時の攻撃で砂1回込み確定で落ちるように設定した所、11nになったため数値の綺麗さに卒倒した。残りを繰り出す相手を考えDに。
相手にいたら初手でほぼ100%出てくるライボルトに対して、初手で合わせて追い討ち→ボルチェンが打てない対面を作り2サイクル目の追い討ちで狩る。
Cは無振りでもH振りナットレイを2発にできるため無振り。汎用打点のエッジ。ヌオー、バルジーナ入りやマジガでないピクシーに打てる毒々。
持たせる物がないので襷。本当は鉢巻で使いたい。






183-182-116-x-105-169 @ヤチェ
逆鱗 地震 エッジ 剣舞

あまり半減実のような保守的なアイテムを持たせるのは好きではないが、持たせることで勝てる相手が増えるヤチェ。冷Bめざ氷で縛ってくる相手に高打点を叩き込むことができる。主にライボルト入り、冷B持ちガルーラに負けたくないため持たせた。
ムーバー解禁前においてPTに入れない理由がないくらい強い。






165-x-115-189-135-132 @スカーフ
マジシャ エアスラ 文字 波動弾

相手のガブリアスに強く、地面の一貫を消せ、削りと削りからの一貫を作れるポケモンとしての採用。
龍への打点と一貫技になるマジシャ、連打するだけで強いエアスラ。放射じゃナットレイを確定1発・ギルガルドに確定2発取れないので文字。波動弾はバンギラスナットレイの並びに一貫して打点が持てる技であったため採用。必中技であり、パルシェンを一撃で落とせる技でもある。
配分は特に調整したい相手もいなくCS。舞ったカイリューに同速ゲーを仕掛けられる。







181-160-152-x-136-22 @鉢巻
ジャイロ ウイップ 種ガン 爆発

サイクル戦において相手に負荷をかけられる鉢巻。リザードンと縦の相性が良い。
S132以上の相手に叩き出す鉢巻ジャイロの指数は54000で、意地鉢巻ガブリアスの逆鱗と同じ火力。
ちなみに火力の目安として、A200鉢巻ガブリアス逆鱗≒A112マリルリ太鼓アクアジェット≒A146ファイアロー蜻蛉+ブレバなので、覚えておくと良いことがあるかもしれない。
S105への相手へのジャイロボールの威力が120になるため、パワーウイップと同じ火力になる。
大爆発の指数は60000でおよそ222ギルガルド@珠の剣舞シャドークローほどで、こちらから相手への最高打点となる。
最後にマンムーや身代わりポケモンに打てる種マシンガン。






153-x-98-211-136-167 @Yナイト
オバヒ 放射 ソラビ めざ氷

ムーバー解禁前においての特殊決定力ポケモンであり、選出段階で相手にラッキーorハピナスを簡単に出させない。
晴れオーバーヒートの火力は、ラティオスの眼鏡流星耐えのポケモンが1撃で吹き飛ぶほどの指数を誇り、後出しから受けられるポケモンは少ない。
晴れ下で連打できる放射、ロトムマリルリに打てるソーラービーム、交代でドヤ顔で出て来るガブリアスをしばき倒すHidden Power ice。
183-105ガブリアスに対して実数値211でぴったり確定を取ることができる。
逆に言えば、臆病リザードンYがどれぐらいいるのか分からないが、ムーバー解禁前においてのXYシングルでガブリアスのD4振りの意義を求めるならここにあるのかもしれない。
一応この耐久で、182ガブの−1地震耐えのライボルト残りCのライボルトの10万ボルトを信頼できる乱数で耐えることができる。






アクジェ じゃれつく 馬鹿力 選択@オボン
204-112-104-x-100-70

ここまででまだ厚くないガブリアスガルーラに弱くなく、先制技を持ちサイクル戦で一貫高打点技を打て、ウルガモスのストッパーになることができるポケモン
最後の枠には、相手のライドやピクシー入りに打てる滅びの歌、壁構築に対する分かりやすい解答の瓦割り、ハッサム等の等倍の打ち合いのためのアクアテールのどれかが入る。
マリルリ自体がスペックが高いポケモンだとは思わないが、今の強い相手にわりと強い。




主な選出パターン

リザードンY+ナットレイトゲキッス
強力な決定力を持つリザードンを主軸に置きながら、鉢巻ナットレイ、スカーフトゲキッスとのサイクルを回しながら一貫を取りに行く。キッスの枠にはガブリアスが入ることも多い。


バンギラスガブリアストゲキッス
バンギラスで障害となるポケモンを追い討ちでキャッチしながらトゲキッスとサイクルを回し、ガブリアスで〆る。


その他柔軟に、リザードンナットレイで圧力をかけながらダメージレースに勝てるようにや、マリルリガブリアストゲキッスのどれかで打ち合ってから裏で一貫を取る形を取ったりする。





恐らくムーバー解禁前最後の構築記事。ムーバーが解禁しても普通にリザードンは強そう。